オステオパシーが不向きな人、受けてはいけない人

オステオパシーを受ける前に、、、

1. 重度の骨疾患や骨折がある人

骨粗しょう症、骨折、または骨に異常がある場合、手技によって状態が悪化する可能性があります。

2. 急性の炎症や感染症がある人

急性の関節炎、感染症、または腫れがある場合は、症状が悪化することがあります。

3. がんの転移がある人

骨や臓器にがんが転移している場合、手技によって影響を与える可能性があるため、医師の指導が必要です。

4. 重度の血管疾患がある人

動脈瘤（どうみゃくりゅう）や深部静脈血栓症（DVT）などの血管に関連する疾患がある場合、圧迫によってリスクが高まる可能性があります。

5. 妊娠中の特定の状態の人

妊娠中の方でも受けられる場合がありますが、切迫流産やその他のリスクがある場合は避けた方が良いです。

6. 精神疾患が重度な人

重度の精神疾患がある場合、身体への刺激が精神的な不安を引き起こすことがあります。

7. その他、医師が不適切と判断した場合

既往歴や現在の健康状態によっては、医師からオステオパシーを避けるように指示されることがあります。

病気やケガがない場合でも、以下のような人にはオステオパシーが合わないことがあります。

1. すぐに結果を求める人

オステオパシーは根本的なバランス調整を目指すため、即効性はあまり期待できません。
数回の施術が必要な場合が多く、忍耐力が必要です。

2. 手技療法に不安や抵抗がある人

身体に触れられることに抵抗がある場合や、リラックスできない人には不向きです。

3. 受け身ではなく、積極的な治療を望む人

オステオパシーは受け身の治療法なので、自分で積極的に運動したりリハビリしたい人には物足りないかもしれません。

4. 科学的根拠を重視する人

オステオパシーの効果には科学的な裏付けが十分ではない部分もあるため、エビデンスを重視する人には納得感が得られにくい可能性があります。

5. コストパフォーマンスを重視する人

継続的に通う必要があるため、コストが気になる人には負担が大きいかもしれません。

6. 痛みに対する耐性が低い人

施術中に痛みを伴う場合もあるため、痛みに敏感な人には不向きなことがあります。

7. 強いマッサージが好みの人

オステオパシーは、ソフトで繊細な手技が中心です。
「グイグイ押してほしい」「強い圧が好き」 という人には物足りないと感じることが多いです。

8. 特定の部位を集中的に揉んでほしい人

オステオパシーは全身のバランスを整える ことを重視するため、
「肩だけを重点的に」「腰を集中的に揉んでほしい」 という要望には応えないことが多いです。

まとめ

オステオパシーは、「全身のバランスを整える」 という目的で行われ、即効性 や 強い圧、部分的な施術 を求める人には向いていません。医師に相談してから受けることで、安全かつ効果的な施術 を受けられるので、特に持病がある場合や不安がある場合は、
「必ず事前に医師に相談する」 ようにしましょう。

カンナリ

理学療法士/オステオパス

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